2019年10月10日

肌の乾燥ケア まとめ

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秋ですね。(少なくとも、札幌は)
湿度がかなり下がってきてまして、室内の湿度計でも40%台を見かけることもしばしば。
サロンで定期的にお顔を拝見しているお客様も、乾燥が見られはじめています。

今回は、当ブログに散乱している肌の乾燥対策に関する記事を、書いた人自らまとめてみました。

役に立ちましたら幸いです。







<肌の乾燥> 顔・からだ共通

肌のしくみ
表皮のいちばん上の層、0.03ミリの角質層には水分が約30%含まれている。
角質層の水分のうち、約80%ほどが角質細胞間脂質によって守られ、残り17,8%程度がNMF(天然保湿因子)によって、そして、たった2,3%程度が皮脂によって守られていると考えられている。
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/456620288.html#title1
ちなみに、化粧品の美容成分が浸透するのも0.03ミリの角質層までです。






<肌の乾燥> 顔

オイルタイプや水油ジェルタイプのクレンジングは肌を乾燥させやすい
同じ800円のクレンジングでも、今オイルタイプを使っているのならクリームタイプに変えてみる…
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/456276384.html
最近は名前は「ミルク」とあるけれど、実際の中身は水油ジェルに近いクレンジングもあります。




基本のスキンケアにプラスするなら、乾燥対策に有効なのはパック
肌から水分が抜けていくのを一時的に抑えるには、肌表面をぴったりと覆い、密閉してしまうことが大切。最近ではシートパックが主流だが、固まるタイプのパックが保湿には効果的。
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/456620288.html
シートでもバイオセルロースは良いです。







<肌の乾燥>からだ

せっけんは洗浄力が強い
石けんが向いているのは、皮脂量の多い20代から50代半ばぐらいまでの男性
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/460344221.html
せっけんは”洗浄力”という点ではまったくやさしくない。
冬場に肘とかすねとか粉吹いちゃう人はやめた方がいいよ…




市販のボディウォッシュ三選!
この価格帯でこの内容は本当にすごい。ちょっと目を疑うレベル。
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/460485263.html
コレのこと。



***
たくさん書いたつもりだったけど、全然なくてびっくりションボリ。
ブログの方向性で迷子になっているから、まったく核心に触れていることは書いていなかったという…

肌の乾燥対策の要は、どんな美容液とクリームを使うか。
(美容液を予算の関係で使えない人はクリームだけでも)

市販の化粧品ではまだまだ少ないけれど、角質細胞間脂質をなるべく濃度高く含むものを使うのが良いです。
特に洗顔後に顔がヒリヒリしちゃう人とか、化粧水がしみちゃう人はてきめん変化が出ます。
ヒト型とか動物型とか、植物型とか合成とかとか成分の種類も大切だけど、それ以上に大事なのは「濃度」

このへんとか、にも入っているんだけど、市販の化粧品は存在感じないくらいの薄さのが多いんですよね。原価が高い成分が多いようなので、仕方ないっちゃ仕方ないんですけれど。


***
今春から化粧品のオンラインショップ稼働させました!
主に継続購入のお客様からのご注文を承る役割してますが、今日から数量限定で ホームエステセット 販売してます。

最先端の美容成分を2,808円(送料・税込)で試せますので、ご興味のある方はぜひに。
件の角質細胞間脂質も良い美容液が試せます。

posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 美容の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

amazon販売商品で選ぶ、10代から20代前半の方向けスキンケアプラン

只今、amazonで販売されている化粧品で組む、10代から20代前半の方向けのスキンケアプランを試作中です。

前回更新「10代から20代前半の若い人におすすめするスキンケア」で、若い方のスキンケアの考え方、必要性、具体的にどんなアイテムが必要かをまとめました。ただ、実際に難しいのは、星の数ほどある化粧品のなかから、それに則って適した製品を選ぶことだと思います。

今回は手に入れやすさということで、Amazonで購入できる製品であること、

10代から20代前半の若い方向けということで、クレンジング、洗顔、化粧水、クリーム(必要があれば)、日焼け止め、各アイテムは1500円以内を条件にして考えました。


具体的には、下記のような検索をかけ…

ビューティ→0-1500円 "化粧水”→価格の安い順 検索結果144

ビューティ→0-1500円 "日焼け止め”→価格の安い順 検索結果125

ビューティー →スキンケア・ボディケア : スキンケア・基礎化粧品 : 保湿乳液・クリーム : 乳液・クリーム : 0-1500円 検索結果42

ビューティー→スキンケア・ボディケア : スキンケア・基礎化粧品 : クレンジング・メイク落とし : クレンジングミルク : 0-1500円 : 検索結果73
"クレンジング"

ビューティー : 0-1500円 :"AHA" 検索結果66


総数450点の成分をまず見ました。

amazonのページに記載されていないものは、公式の製品情報やネットに落ちている情報で賄いました。

ここまででだいたい所要時間が10時間ぐらい。


その後、今回は顔につけるものなので、やはり実際のテクスチャーや美容訴求成分が実際にどのくらい含まれているのか、対象の日焼け止めを落とすのにクレンジングの洗浄力が適度か、ラインで使ったときに保湿力が不足しないかどうかなど、確かめなければいけないと思い、良さげな製品はすべて取り寄せました。

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▲amazonの注文画面

だいたい1アイテムにつき、2〜3種類購入しました。



そして、現在その届いた製品を使っていろいろとテストしています。

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▲日焼け止めの撥水性や、どの程度の洗浄力のもので落ちるかテスト中


この一週間は、自分の顔を使って試しています。

10代から20代前半の若い方向けのスキンケアラインを、皮脂量が非常に少ないアラフォーが試しているので、どえらいことになるのではないかと戦々恐々としていましたが、いまのところ、案外それほどヒドイ感じにはなっていません。

最近のプチ・プライス化粧品は良くできていますね。
まあ、成分見てから取り寄せているので、最低限のボーダーを越えたものしか試していないという事情はありますけれど。

今週中に試用の結果をまとめられればと思っています。














posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 美容の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月03日

10代から20代前半の若い人におすすめするスキンケア

先日、長くご利用いただいているお客様のお嬢さんのスキンケアプランを考える機会をいただきました。

改めて10代から20代前半の若い方のスキンケアについて、調べ、考えたので今日はそれについてまとめたいと思います。


■目次


 1.10代から20代前半の肌をとりまく事情
 2.10代から20代前半の人のスキンケア基本アイテムは5つ
 3.まとめ




10代から20代前半の肌をとりまく事情


しわやたるみ、しみのない、うるおったみずみずしい肌にスキンケアなど不要だとお思いでしょうか。
確かに、10代から20代前半の肌は、まだまだ十分なポテンシャルがあり、そのものが美しい状態です。
しかし一方で、授業や課外活動、レジャーなどによって大人に比べて紫外線を浴びやすい生活環境があったり、ホルモンバランスの変化に伴って特別ににきびができやすい期間でもあります。
一説によると、一生のうちに浴びる紫外線の8割を10代のうちに浴びているのだとか…

10代から20代前半の若く、かわいいお嬢さんたちのスキンケアにおけるポイントは下記ふたつです

・紫外線予防とケア
・にきび予防とケア



10代から20代前半の人のスキンケア基本アイテムは5つ



紫外線とにきび対策に用意すべきアイテムは、たった5つだけ

・角質ケア(ピーリング)効果を持つ洗顔料
・VC誘導体を含む化粧水
・季節や部位の乾燥ケアのためのクリーム
・日焼け止め
・日焼け止めを落とすためのクレンジング剤

ひとつひとつ解説していきます



◆角質ケア(ピーリング)効果を持つ洗顔料

にきびは、
@角質が厚くなり、毛穴をふさぐ
Aその下で、常在菌であるアクネ菌が皮脂などを餌にして過剰繁殖する

という順でできます。
そのため、ニキビ用化粧品というものは、このアクネ菌を殺菌するための成分が入っているか、皮脂を抑え、乾燥させるようなものか、化粧品そのものに油分を含めず、餌を極力少なくするようなつくりになっています。

しかし、アクネ菌は常在菌ですし、皮脂は肌には必要なもので常に分泌されるものです。

すでにできてしまったニキビを治すには、皮膚科で診てもらうことが大事ですが、ニキビができないように予防するための第一歩は「角質を厚くしないこと」です。角質肥厚の原因はまだよく分かっていないことが多いそうで、ホルモンバランスの変化も関係しているのではないかと言われています。

ピーリングを取り入れ、角質を厚くしすぎないことはニキビ予防につながります。

具体的な成分名は酵素や、AHA(グリコール酸、フルーツ酸、乳酸)などです。

AHAの場合、濃度が明記されている製品もありますが、3%以下なら毎日の洗顔料として、5%なら週1〜2回からはじめて、様子を見ながら回数を増やし、5%超のものは刺激が強く、扱いにくいのでおすすめしません。
酵素は製品によって差が大きいので、洗いあがりの肌の状態を見て回数を増減するのが良いかと。



◆VC誘導体を含む化粧水

ビタミンC誘導体は厚生労働省認可の美白剤です。
美白剤には他に、エラグ酸、コウジ酸、トラネキサム酸、アルブチンなどがありますが、10代から20代前半のお嬢さんにはVC誘導体がおすすめです。VCは美白剤でもありますが、コラーゲンの合成に欠かせないものであり、過酸化脂質抑制(老化予防)のほか、皮脂をコントロールする作用などさまざまな美容効果をもっています。

特に、年齢的に皮脂過剰になりがちな若い女性にはVCはその点でも心強い味方になってくれます。ピーリングとともにニキビ跡を早く薄くする効果も期待できます。また、成分的に安価なので化粧品のコストを抑えられるのも魅力です。

具体的な成分名は、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸セチルエーテル、アスコルビン酸Na、アスコルビン酸Mgなど。これらは水溶性のVC誘導体ですが、最近では油溶性で安定性の高いテトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビルなどもあります。

アスコルビン酸のままでは安定性が悪く、分解しやすいため、普段のスキンケア用化粧品として使うのなら誘導体の形になったものを使うべきです。

アスコルビン酸の化粧水や美容液は、イオン導入に適しています。



◆季節や部位の乾燥ケアのためのクリーム

水分量も皮脂量もそのままで十分な若いお嬢さんには、特別な保湿ケアは必要ありませんが、ピーリングや日焼け止めを落とすためのクレンジグによって少し肌のつっぱり感が気になるときや、冬の空気の乾燥が強いときなどは、化粧水だけでなくクリームを追加します。化粧水よりもクリームの方が美容訴求成分が多く含まれる傾向があります。

また、肌の調子が悪いときは化粧水を休み、肌あたりのやわらかいクリームだけを使って肌の回復を促すというレスキュー的なケアもできるので、肌荒れをしやすいお嬢さんは保険がてら用意しておいても良いでしょう。

植物エキスははたらきが穏やかなものが多いので、ヒアルロン酸やコラーゲン、天然保湿因子(アミノ酸など)をバランスよく含むクリームがおすすめ。特に肌荒れしやすく、粉を吹くくらい乾燥してしまうのなら、少々お値段は張りますが、大人同様にセラミドか類似成分配合のものを。

紫外線ケアにいっそう力を入れるのなら、先にあげた油溶性のVC誘導体を含むクリームも良いでしょう。



◆日焼け止め

肌に負担の少ないノンケミカルのものがおすすめです。

ノンケミカルは顔料(酸化亜鉛、酸化鉄などファンデーションやフェイスパウダーにも使われる粉)によって紫外線を反射させ、紫外線をカットします。紫外線を「粉」によって反射させるので、ローション、ジェル、スプレー状のものは存在せず、粉を均一に伸ばすために油性原料と混ぜてクリーム状にすることで、肌への密着度を高めてあります。

撥水剤が入っているウォータープルーフタイプは使用後はクレンジングが必須ですが、汗やこすれ、ふきとりなどの物理的刺激にもある程度耐えてくれ、薄塗でも持ちこたえてくれやすいのでウォータープルーフタイプがおすすめ。汗をかくことが大人よりもずっと多いでしょうし、動きも活発でしょうからね。




日焼け止めというと、肌へ高負担のイメージもあるかと思いますが、10年超のエステティシャンの経験では、日焼け止めによって肌のコンディションが悪くなってしまう方の大半はケミカルタイプ(紫外線吸収剤)をお使いです。

世に出回っている日焼け止めの多くがケミカルタイプなので、分母が圧倒的多数ですから、紫外線吸収剤が悪いとは言い切れない部分はあります。ただし、紫外線吸収剤の多くは配合上限が設けられている古い成分であり(日進月歩の世界にも関わらず1960年代から使われているものもある)、厚生労働省の「紫外線対策マニュアル」でも、「稀にアレルギーを起こすことがある」というマイルドな表現で注意喚起されています。

なんでもない人はなんでもないですが、若いお嬢さんはお肌のコンディションが安定しにくいので、負担となりうるものは極力減らしてあげて方が良いのではないかと。


◆日焼け止めを落とすためのクレンジング剤

ウォータープルーフタイプではない(撥水剤が入っていない)日焼け止めを使う場合は、クレンジングは不要ですが、10代から20代の若く活発なお嬢さん方には日焼けを恐れず、アクティブにいて欲しいのでウォータープルーフの日焼け止めがおすすめです。

その際は、面倒ですがクレンジングが必須です。

クレンジングはクリームタイプをまず試してみてください。

クレンジングの形状と洗浄力については、過去にまとめたものがあります。



非常に密着度の高い、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使用した場合、クリーム形状のクレンジングでは落としきれないときがありますが、乾いた手で充分な量のクレンジング剤を、乾いた顔(体に塗ったときは腕、足など)に乗せ、30秒ほどくるくると力を入れずになじませてみましょう。それでも落ちないようであれば、クレンジングの洗浄力をあげることを検討します。


◆まとめ
うるおいが十分で、衰えのはじまっていない10代から20代前半の若い方のスキンケアは、予防的ケアが主となります。
それが20代後半、30代、40代、50代……と時を重ねたときの肌の礎になります。

時代とともに女性性や女性の有り方というのは変わってきています。
近頃は、「女性だけがなぜ化粧をしなければならないのか」という訴えをSNSで目にしたこともあり、賛否両論ありました。

個人的には大きなシミや深いしわがあっても、それを含め肯定的に自分の人生を捉えられるのならその人は美しいと思います。

以前何かで目にした女性厩務員の方は、化粧っけがなく、とても日に焼けていました。けれど、その方は生き生きとされていて、大変美しい女性でした。

自分がどのような道を歩むかは、若いお嬢さん方にとっては想像がつきにくいことで、思っている道と全く違う方向に行くこともあるかと思います。一般的には、まだまだ女性は美しい肌をしていた方が社会的に得をすることが多いし、なにより、自分を肯定的に捉えやすくなると思います。

将来が決まっていないからこそ、若いうちからのスキンケアを自己投資としておすすめしたく思います。



<本日の所要時間2時間>

ちなみに、「若いお嬢さん」におすすめのスキンケアと書きましたが、ニキビに悩む青少年にもおすすめのスキンケアでもあります。
青少年はお嬢さんたちと比べるとさらに皮脂量が多いので、クリームは不要かと。
日焼け止めについては、ちょっと最近の青少年の感性が分からないので、何ともいえないんですけど、できれば使わない方がいいのかな、と思います。撥水剤は油性原料なので毛穴をふさぐリスクがちょっとあがるのでね。男性がクレンジングを購入するのも勇気がいるような気がするし。あ、amazonで買うなら関係ないのか…。

どうなんだろう。
最近の若い男性たちは日には焼けたくないんだろうか。それとも、どうでもいいのだろうか。
人によるのかな?


***

毎週木曜の更新を秘かに目標としていながら、さらっと2週間も空けたあげく、1日遅刻しました。

次回は今回まとめたものを使って、実際の若いお嬢さんのスキンケアプランをamazonさんの取り扱い商品で組んでみたいと思うんですけれど、もんのすごい時間がかかりそうなのと、そこまでやるのなら、机上の空論ではなく実際に製品のテクスチャーなど確かめてからやりたいような気がして。

シャンプーやボディウォッシュではなくて、顔につけるものですからね。エステティシャンの矜持が許さない……

だとすると、労力とコスト両方がかかるし、そこまでやっていいのかな? というような気もします。

ちょっと悩み中です。



posted by せんたくびより at 01:43| Comment(0) | 美容の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする