2018年02月09日

保湿系バイオセルロースマスク3選

先日、「予算千円ではじめる冬のお肌の乾燥対策〜パックを取り入れる〜」でパックの有効性と選び方を紹介しましたが、今日はシートマスクでもお勧めのバイオセルロースタイプのマスクを3つ取り上げてみたいと思います。

バイオセルロースタイプのフェイスマスクとは?
2018年2月8日写真を追加しました


■目次


 1.ジャパンコスメ JC Bijou さくら
 2.ビルル シンデレラ ラグジュアリー belulu Cinderella Luxury
 3.バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系)
 4.シートマスクにしみ込んでいるのは化粧水




1.ジャパンコスメ JC Bijou さくら


ジャパンコスメ JC Bijou さくら 25ml モイスチャーケア -
ジャパンコスメ JC Bijou さくら 25ml モイスチャーケア -
ジャパンコスメ JC Bijou さくら
amazon 864円


全成分
水、BG、グリセリン、プロパンジオール、ヒアルロン酸Na、アロエベラ液汁、加水分解エラスチン、水溶性コラーゲン、PEG-60水添ヒマシ油、メチルグルセス-10、グリコシルトレハロース、ポリアクリレート-13、メチルパラベン、加水分解水添デンプン、ポリイソプテン、ベタイン、フェノキシエタノール、ハチミツ、PCA-Na、クエン酸Na、ポリソルベート20、ソルビトール、クエン酸、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン


分かりやすく保湿系バイオセルロースマスクです。
一般的な保湿剤である、BG、グリセリン、プロパンジオール、ヒアルロン酸、水溶性コラーゲンなどがバランスよく含まれています。乳化剤が入っているけど油分が見当たらない…。皮膜形成剤あたりとの兼ね合いなのか…。
表面を覆うような成分も入っているので、仕上がりは特にしっとりして感じるのではないかと思います。(それが本当の意味で保湿というかどうかはちょっと微妙ですが)1,000円以内でお手頃なので試してみてもよいと思います。






2.ビルル シンデレラ ラグジュアリー belulu Cinderella Luxury フェイシャルマスク



ビルル シンデレラ ラグジュアリー belulu Cinderella Luxury フェイシャルマスク
amazon 1,580円



全成分
水、プロパンジオール、グリセリン、PCA-Na、メチルグルセス-10、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、水溶性プロテオグリカン、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ソメイヨシノ葉エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、アラントイン、ヒアルロン酸アスコルビル、酢酸トコフェロール、カプリロイルジペプチド-17、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、クエン酸、クエン酸Na、水添レシチン、ポリソルベート80、カプリリルグリコール、タマリンドガム、キサンタンガム、BG、ペンチレングリコール、エタノール、PEG-20ソルビタンココエート、エチルヘキシルグリセリン、アニス酸Na、ローズマリー油

なぜか画像が表示されないのと、表記の名称が長すぎてどこまでが正式名称かよく分かりません。
↓このように表記されています
フェイスマスク 美ルル シンデレラ ラグジュアリー belulu Cinderella Luxury バイオセルロース 日本製 厚手 ヒト幹細胞エキス プロテオグリカン 無鉱物油 無着色 無添加 フェイシャルマスク (set1)

前置きはさておき。
こちらは保湿&抗老化剤が入った、年齢肌向けのバイオセルロースマスクです。
お値段が1,580円と「予算千円ではじめる冬の乾燥対策」という趣旨からは少し外れてしまうのですが、千円台なのでまあ、ありかなという勝手な判断と、入っているものの割にはお値段が手ごろで割安感があるので紹介します。

プロパンジオール、グリセリン、PCA-Na、メチルグルセス-10、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Naとポピュラーな保湿剤がバランス良く含まれているうえに、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、水溶性プロテオグリカンと注目の抗老化剤が含まれています。

ヒト脂肪細胞順化培養液エキスは細胞増殖因子(EGF,IGFなど)とともに近年注目されている成分です。細かく言うとアレなんですけれど……細胞を賦活させることにより、年齢に伴うしわ、たるみ、シミなどをケアしていこう、というようなものです。

水溶性プロテオグリカンはサケの鼻軟骨由来のもので、コラーゲンを増やしたり、色素沈着やシワを改善するという成分です。

このあたりの成分は5,6年くらい前から見かけるようになり、ここ2,3年はこれらが配合された化粧品が、業務用メーカーや一部の一般向け先鋭的メーカーから発売され、爆発的に増えた印象です。恐らく今後は功老化系化粧品の主となっていくのではないでしょうか。けっこうエビデンスも出てきているようですしね。

ただし、まだまだとにかく値段が高い。

これらを含む製品は美容液で2万〜6万程度(売価)、フェイシャルマスクでも高濃度に含むものは卸値でも1枚あたり2千円から3千円ほどします。エステサロンでこのクラスの化粧品を使うトリートメントを受けようと思うと、立地にもよりますが2万円前後のコースになっていることが多いようです。

こちらのマスクの場合、入っている量はほんのちょっとだと思うんですけれど、それでも最新鋭の機能性化粧品をお手頃価格で試してみるのも面白いと思いますよ。マスクだと継続してコストがかかるわけではないですしね。




3.バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系)


日本製バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系) 1枚 -
日本製バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系) 1枚 -
日本製バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系) 1枚
amazon 648円



全成分
水、プロパンジオール、グリセリン、ラベンダー花水、PCA-Na、BG、アセチルヘキサペプチド-8、セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、フィトスフィンゴシン、ポリクオタニウム-51、水添レシチン、ソルビトール、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェロール、加水分解コラーゲン、クエン酸、クエン酸Na、アラントイン、ヒアルロン酸Na、タマリンドガム、キサンタンガム、メチルグルセス-10、アニス酸Na、パンテノール、パルミチン酸レチノール、ピーナッツ油、スクワラン、コレステロール、ラウロイルラクチレートNa、カルボマー、メチルパラベン、フェノキシエタノール

保湿目的のマスクとしては、こちらがお勧めです。
仕組みの異なる保湿成分が複数入っているし、角質細胞間脂質も入っています。ちょっとだけVC誘導体(美白、抗老化成分)が入っているのも嬉しい。皮膚科学に基づいた成分構成だと思います。お値ごろ感もあります。

手触りを良くするような、悪い言い方をすると「おためごかし」的な成分は入っていません。特に刺激が強いようなものも入っていません。(かといって絶対に誰もトラブルが起きないという意味ではありません)

あとは、これらの成分がどのくらい入っているかなんですけれど、フェイスマスクの場合、化粧水と同様でどのみち90%超は水ですからまあ大した問題ではないかと。

あとはシートがそれなりの厚さがあれば言うことなし。バイオセルロースのマスクはけっこう厚さがそれぞれ違うのです。同じメーカーの同じ製品でもそのときそのときによって違いますしね。

ちょっと手に入りにくそうですが、こちらは成分見るかぎりはおすすめ。


4.シートマスクにしみ込んでいるのは化粧水


バイオセルロース、不織布に限らずシートマスクに含まれている化粧品は、一部、美容液に近いものもありますが、たいてい化粧水のようなものです。

そのため肌の乾燥がひどく、バリア機能が著しく損なわれている場合はマスクにしみこんでいる化粧品が肌にしみたり、使用後すぐに赤くなったりすることがあります。そのときは、なるべくこっくりしたクリームだけを洗顔後のスキンケアに使い、肌の回復を待ってからマスクを使ってみてください。

化粧品がしみたりするのは、化粧品が悪い可能性よりもどちらかというと、自身の肌のコンディションが悪すぎるために起こることが多いです。敏感肌はもともと敏感な肌、という意味よりは敏感な状態になってしまっている、というニュアンスの方が正しいかもしれません。



ただし、化粧品を使って翌日から二日後にかけて湿疹や腫れが出た場合、アレルギーの可能性があるのですぐに皮膚科を受診して判断を仰ぎましょう。


<本日の所要時間2時間>
※このページに表示されている価格は2018年2月9日現在のものです。また記載の製品は試用しておらず、成分表記を見ただけの印象です。ご使用の際はそのあたりにご留意ください。



このブログをどういう人に御覧いただいているのか、ちょっと分からないんですけれど…
もし実店舗にお越しいただいている方で、バイオセルロースマスクをお探しでしたら、ご来店の際にご相談くださいね。普段からご予算とお肌のコンディションに合わせ、カスタマイズして基礎化粧品のご提案も行っておりますが、マスクのようなスペシャルケア用のアイテムも、試用を重ねた末に探し出した秘蔵の品を用意しています。コスパも性能も折り紙付きですよ…!
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2018年02月02日

予算千円ではじめる冬のお肌の乾燥対策〜パックを取り入れる〜

冬の困った乾燥肌。
その対策のひとつとして、今回はパックの意義と選び方をご紹介します。



■目次


 1.肌が乾燥しているとはどういう状態か
 2.肌をうるおわせるにはどうしたらよいか
 3.パックの意義と有効性
 4.ホームケアでパックを取り入れるのなら
 5.まとめ
 



1.肌が乾燥しているとはどういう状態か


肌は層になっていますが、大きく分けると「表皮」と「真皮」があります。
表皮のいちばんうえの層、0.02ミリほどの厚さの角質層には約30%水分が含まれており、外的刺激から肌を守り、肌の水分を守る役割をしています。

水には乾いた方へ移動する性質があるため、湿度が30%以下になると肌から水分が抜けやすくなります。冬に肌が乾燥しやすくなるのは、空気中の湿度がさがり、肌から水分が抜けやすくなるためです。

しかし、たとえ湿度がどんなに下がったとしても、肌から完全に水分がなくなることはあり得ません。

肌には水分を守るための保湿成分が備わっているためです。

加齢や効果的でないスキンケア、間違ったスキンケアなどによってこの保湿成分のはたらきが弱くなってしまい、本来ならば30%程度ある角質層の水分が異常に少なくなった状態を乾燥肌といいます。


2.肌をうるおわせるにはどうしたらよいか


乾いた肌へいくら水を与えても、ふやけるだけでうるおうことにはなりません。保湿成分がきちんとはたらかなければ、本来30%程度あるはずの水分を保持することはできず、与えたところでどんどん抜けてしまいます。それは底の抜けたバケツに水を注ぎ続けているようなものです。

肌(角質層)に適切な水分量を保持させるためには、水分を守るための保湿成分を補うことが必要です。

角質層の水分のうち、約80%ほどが角質細胞間脂質によって守られ、残り17,8%程度がNMF(天然保湿因子)によって、そして、たった2,3%程度が皮脂によって守られていると考えられています。

普段のスキンケアでは保湿成分を多く含むアイテムで、ケアをすることが乾燥対策につながります。



3.パックの意義と有効性


普段のスキンケアで保湿成分を適宜補っているにもかかわらず、肌が乾燥している場合、もっとも重要なのは、肌から水分が抜けていってしまうのを抑え、角質層の奥まで水分を行き渡らせること。
パック(マスク)には美白やアンチエイジングなどさまざまな種類がありますが、保湿にもっとも威力を発揮するアイテムです。

肌から水分が抜けていくのを一時的に抑えるには、肌表面をぴったりと覆い、密閉してしまうことが大切です。

最近ではシートパックが主流ですが、固まるタイプのパックが保湿には効果的なのです。



4.ホームケアでパックを取り入れるのなら


ホーム用アイテムで、固まるパックは最近なかなか見かけません。
試しにamazonで「ビューティー 」→「スキンケア・ボディケア 」→「スキンケア・基礎化粧品 」「フェイスパック 」で検索をかけたところ、9,000件がヒットしましたが、ページの半ほどまで確認しても固まるタイプのパックは数点しか見当たらず、圧倒的にシートマスクが多いようです

固まるタイプのパックは均一に塗り広げるのが難しく、なおかつ手や周囲を汚すので扱いにくく不人気なのかもしれません。

一般的なシートパックは、顔の形になった薄い不織布に化粧水様の化粧品を含ませたものです。
化粧水の主成分、90%以上は水です。
不織布ではぴったりと顔を覆うことができず、水分が蒸発するのを防ぐことができないばかりか、不織布自体がしっかり水分をとどめておけず、放置時間に乾いてきてしまうため、含まれている成分や使い方によっては逆に乾燥を招きかねません。

家庭でパックを取り入れるのなら、保湿成分がたっぷりはいったジェルタイプのパックを、十分な厚さで密閉するようにしっかり塗り広げるのがおすすめです。洗い流す前にスパチュラ(クリームなどについているヘラ。単体で販売もされている)でジェルをこそげ落とし、蒸しタオルなどで軽くふき取るなど、水洗いを最小限にするのがポイント。ジェルに含まれる保湿成分や、もともと肌にある保湿成分を水で流してしまわないためです。

どうしてもシートを使うのなら、不織布タイプではなく、バイオセルロースタイプを。
バイオセルロースは植物由来の素材で、不織布に比べ水分をしっかり保持し、密着するためジェルや固まるタイプのパックに近い密閉感が得られます。

※後日、バイオセルロースのマスクと不織布のマスクの写真を追加します
2/8写真を追加しました
モデルが弊店の整体スタッフ(中年男性)のため、絵面が雅でなくて申し訳ありません。

不織布のシートマスク
sheetmask.png
sheetmask-h.png

バイオセルロースのシートマスク
biomask.png
biomask-h.png




5.まとめ


肌の乾燥が強くなるとバリア機能が損なわれ、クレンジングや洗顔時にひりひりしたり、化粧水がしみたり、髪の毛が当たるだけでかゆくなったりしてしまいます。そこまでいかなくても、角質が厚くなり、化粧ノリが悪くなったり、いちだんとたるんで見えたりすることもあります。

冬の肌の乾燥が気になるときは、ぜひパックも試してみてください。

週1回程度行うのが理想ですが、1回でもきっと変化が実感できるはず。

固まるパックが手に入り、それを使えるだけの時間があるのならシートよりも断然そちらがおすすめです。

<本日の所要時間1時間>





posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 美容の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月26日

よく見かける市販のクレンジングを考察する




■目次






1.モイスタージュ Wコールドクリーム 270g


モイスタージュ Wコールドクリーム 270g -
モイスタージュ Wコールドクリーム 270g -
モイスタージュ Wコールドクリーム 270g
amazon 489円
ケンコーコム 734円


全成分
ミネラルオイル、水、ポリソルベート65、マイクロクリスタリンワックス、グリセリン、DPG、ステアリン酸グリセリル、ジメチコン、ステアロイルグルタミン酸Na、ステアリン酸、ポリソルベート80、ミツロウ、キサンタンガム、オリーブ油、スクワラン、ヒドロキシステアリン酸水添ヒマシ油、シルクエキス、エタノール、加水分解コラーゲン、セテアリルアルコール、EDTA−2Na、メチルパラベン、エチルパラベン、香料

手に取りやすい価格のクレンジングクリームですね。
そのためか、「クレンジングクリーム」ではamazonで11位。ケンコーコムでは1位です。
安価で酸化しにくく、溶剤として優れたミネラルオイルを主に、ステアリン酸、ポリソルベートなどの界面活性剤が入っています。まさにこれぞクレンジングクリーム、といったシンプルでよくある中身です。

メイクを落とす力は強すぎず、弱すぎず、というところではないでしょうか。

特別落としにくいメイクをしていなければ十分かと。

Simple is Bestを地でいくような製品だと思います。売れている理由が分かるな…。

ちなみに、「うるおい成分としてオリーブオイル配合」とのことですが、オリーブオイルそのものは肌に柔軟な感触を与えるものです。オリーブオイルに限らず、油脂類は肌の表面に膜を張って水分蒸発を防止すると考えられていましたが(近頃は別の物質もその役割を担っていることが分かってきました)、これの最たるものが「皮脂」です。

そもそも、クレンジングクリームには溶剤である油分を水で流せるように、界面活性剤が入っているのでそんなに油分も残らないんじゃないかと思います。







2.ラフラ バームオレンジ ホットクレンジング 100g


ラフラ バームオレンジ ホットクレンジング 100g [ダブル洗顔不要・毛穴対策・角質除去] -
ラフラ バームオレンジ ホットクレンジング 100g [ダブル洗顔不要・毛穴対策・角質除去] -
ラフラ バームオレンジ ホットクレンジング 100g
amazon 3,240円


全成分
グリセリン、オリーブ果実油、PEG-10ヒマワリグリセリズ、オレンジ油、(ベヘン酸/エイコサンニ酸)ポリグリセリル-10、ステアリン酸グリセリル(SE)、(ベヘン酸/エイコサンニ酸)グリセリル、ミツロウ、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリー、ハチミツ、グルコシルルチン、グルコシルヘスペリジン、カラメル、水、トリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサンニ酸)グリセリル


ものすごいネットに情報が落ちていますね。
それに評価も高い。
非常によく似たつくり、似たような内容のブログのようなものがたくさんあったので、宣伝がお上手なのかなぁ、と。

こちらは成分見る限り、「油性ジェル」タイプのクレンジングに近いのではないでしょうか。




成分表示の一番めはグリセリン(アルコール)なんですが、これは「ホットクレンジング」という言葉が示しているように、グリセリンが水と混ざるときに発熱する性質を利用して、熱感を与えるためです。
それに、オリーブ果実油、PEG-10ヒマワリグリセリズ(ヒマワリ種子油、α-体が多いため酸化しにくい)が続いており、このあたりが基材なのではないかと。

次のオレンジ油は通常は香料として用いられることが多いですが、定義が違うものもあり、コンディショニング剤として使われることもあるそうです。表示位置からすると後者でしょうか。その後は界面活性剤が見られます。

水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリーなどの美容訴求成分も含まれていますが、分量的には恐らくほんのわずか。そもそも、クレンジングや洗顔など水で洗い流してしまう化粧品に含まれる美容訴求成分は、ほとんど肌に残らないと考えられています。例外は、近頃出てきたカチオン化されたヒアルロン酸など。

こちらの製品、成分をみるかぎりでは洗浄力は「けっこう強い」のではないかと。

上で取り上げたモイスタージュ Wコールドクリームよりはもちろん強いと思います。

一般的には40代半ば以降くらいの皮脂量が落ちてきている人、もともと皮脂が少なめの人、肌のバリア機能が壊れていて些細な刺激でも赤くなったり、かゆくなったりする人には向いていないかと。

バッチリメイクの人、年齢が若い人に向いた製品だと思います。




 3.DEW クレンジングクリーム 125g


DEW クレンジングクリーム 125g(メイク落とし) -
DEW クレンジングクリーム 125g(メイク落とし) -
DEW クレンジングクリーム 125g
amazon 2700円


全成分
ミネラルオイル、水、DPG、ステアリン酸PEG-6ソルビタン、ポリソルベート60、イソノナン酸イソノニル、トリエチルヘキサノイン、パルミチン酸セチル、ミツロウ、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ステアロイルグルタミン酸Na、ジメチコン、トリベヘニン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、香料、BG、EDTA-2Na、アセチルグルコサミン、メチルセリン、アルゲエキス、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール

amazonおすすめ上位表示。
評価も高いです。

モイスタージュ Wコールドクリーム 270gと同じ、クレンジングクリームでつくりもよく似ています。
お値段が5倍以上違うのが、化粧品のおもしろいところでもあり、選ぶのを難しくさせているところでもありますね。

成分は少し違いますが、基材の油性原料に水、界面活性剤とつくりは本当によく似ているんです。

違うのは、途中に保湿剤やエモリエント剤などが見られることでしょうか。

相対的に油性原料や界面活性剤の含まれる量が落ちるので、洗いあがりがややマイルドな感じというか、繊細な感じになるのではないかと。今回取り上げた製品のなかではもっとも洗浄力が穏やかそうです。

ただ、クリームクレンジングの場合、他のアイテムに比べて成分が似たりよったりになりやすいので、実際のところは使ってみないと分からないことも少なくありませんけれど。

どういう人がこういう製品を使ったらよいかというと、けっこう難しいですね。

よくあるクリームクレンジングよりも、ややテクスチャーが軽めだと思いますし、容器がタンクでなくチューブ状で使いやすいのがよいかも。忙しいけれどクリームクレンジングをしたい、そこそこメイクもちゃんとしている、という人に向いているかもしれません。


4.賢くクレンジングを選び、使うには


クレンジングはシンプルに「メイクを落とす」役割だけ担えばよいので、あまり高価な製品や美容訴求成分がたくさん入った製品を使う必要はありません。クレンジングに含まれる保湿剤や美白剤、抗老化剤などの成分は含有量が非常に低いうえ、水で流したときに一緒に流れてしまい、肌にほとんど残らないのです。

スキンケアの目的が、美しい肌や健やかな肌を育むためであるとしたら、その分の予算は以後の美容液やクリームに割り振った方が合理的です。

また、クレンジングでマッサージをする人もいますが、全くおすすめできません。

クレンジング剤とは多くが溶剤である油性原料や界面活性剤でできており、化粧品のなかでは特に肌に負担になりやすいアイテムです。

クレンジングはご自身のメイクに合った程度の洗浄力のものを用い、メイクを浮かせることだけのために使い、手早くその工程を終えることが大切です。

<本日の所要時間3時間>
※このページに表示されている価格は2018年1月26日現在のものです
ラベル:クレンジング
posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 市販の基礎化粧品考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする