2016年09月20日

【2016年上半期アフィリ還元・コスメ&シャンプーの成分を考察】パックスオリー シャンプー


アフィリにご協力感謝!

成分マニアなエステティシャン(10年戦士になったのでそろそろ中堅)が、知識と実務経験を活かしてリンクを通じてご購入いただいた化粧品やシャンプーをカンタンに考察してみるよ!

な、アフィリ還元企画「2016年上半期版」でございます。


2016年上半期の一番手はこちら。

パックスオリー シャンプー 550ml -
パックスオリー シャンプー 550ml -



※2016年9月amazonでの価格


髪(毛幹部)に良いかと言えば、ノー。頭皮には良い面もあるけれど、総合力ではノンシリコンに分がある…かな? 思想で選ぶべき製品



成分見て行きます。


カリ石ケン素地
グリセリン
ムクロジエキス
スクワラン
トコトリエノール
カミツレエキス
マンダリンオレンジ果皮油
オニサルビア油
ニュウコウジュ油
クエン酸
エタノール


石けんシャンプーなので、界面活性剤は「カリ石けん素地」

保湿剤、エモリエント剤はグリセリン、スクワラン、カミツレエキス。
マンダリンオレンジ果皮油、オニサルビア油は香料。

ムクロジエキスは洗浄作用、帯電防止作用、乳化・可溶化作用、抗炎症作用等がある(化粧品成分用語辞典2012より)ということなので、洗浄助剤なのかもしれません。

トコトリエノールはビタミンE同族体ということなので、トコフェロールと同じ抗酸化作用(製品の変質防止)かなと。


――が、しかし。

この製品において重要なことは、そういうことではないと思うんですよね。

パックスオリーシャンプーといえば、石けんシャンプーの代名詞です。

ここで、石けんシャンプーは良いのかどうか、ということを考えてみたいと思います。


まず、これはシャンプーに限らずですが、「石けん」って、優しいとかなんとなく良いイメージがあるようですが、それには誤解もあります。



石けんにありがちな誤解 その1
石けんは天然の界面活性剤だから、体に優しい


石けんは天然の界面活性剤ではなく、高級脂肪酸や油脂と強アルカリを反応させてつくる合成(人工)の界面活性剤です。
んでは、合成の界面活性剤が体に悪いのかというとそんなこともありません。

界面活性剤には大別すると、アニオン系(陰イオン)、カチオン系(陽イオン)、アンホ系(両面)、ノニオン系(非イオン)などがありますが、いずれも用途に合わせて適切に使われているようです。

なかには、皮膚への刺激が優しく、毒性も低い。なおかつ、石けん同様に生分解性(微生物などによって分解され、自然に還るよ!)にも優れている合成界面活性剤もあります。

化粧品やシャンプーなどにおいて現実的には、界面活性剤が安全かどうか考えるよりも、自分の皮脂量と洗う場所に合わせて、適切な洗浄力のものを選ぶ方が遥かに大事かと思います。



石けんにありがちな誤解 その2
石けんは洗浄力がマイルド


石けんはアルカリ性のものが多いので、洗浄力や刺激は強めです。
そういう点で石けんが優しいということは、全くありません。
ただ、石けんで頭皮や肌を洗ったあとも30分ほどで自然と肌は弱酸性に戻ります。



…ということで、話を戻して石けんシャンプーについてです。

石けんという性質をふまえると、人間のからだのなかでも、特に皮脂量の多い頭皮という部分を洗うには適しています。

ただ、問題は髪の毛。

すでに生えちゃっている髪の部分ですな。

女性は、この毛幹部に艶や手触りの良さなどの美しさを求める場合が多いと思うのですが、この毛幹部、摩擦に非常に弱い性質を持っています。

しかも、濡れた状態での摩擦は甚大なダメージを与えます。

石けんシャンプーは洗髪時のすべりをよくする保湿剤を多く含まないので、どうしても摩擦は強くなりがち。

アルカリ性という性質から、パーマやカラーを落としやすい性質もあります。


ノンシリコンシャンプーが登場する以前は、皮脂が多く、べたつきがちな頭皮をすっきり洗い上げるには、石けんシャンプーしか選択肢がありませんでしたが、現在はノンシリコンシャンプーの種類は増え、自分の頭皮の状態に合わせて適切な洗浄力の製品を選べるほどになっています。

しかもお値段も石けんシャンプーとそう変わらないものもあるので、コストパフォーマンスという面でも、残念ながら石けんシャンプーに分があるというわけでもありません。

札幌市在住者の感覚だと、入手しやすさ、という面でも大差ないかと。


んー……

こちらの製品をはじめとした石けんシャンプーですが、
そういうわけで、機能的な意味では女性はあまり使用するメリットはないんじゃないかと思います。

頭皮をすっきり洗うためのシャンプーなら、今はノンシリコンで良いと思うんですよね。

皮脂量の多い40代ぐらいまでの、パーマやカラーをしていない男性だと、過剰な皮脂をスッキリサッパリ洗い上げて、健やかな頭皮を維持するのに一役買ってくれるかもしれません。

洗浄力と刺激が強めなので、バリア機能が未熟で、汗などで環境も悪くなりやすい子どもさんにも、個人的にはあまりお勧めしないです。


ただ、いろんなところで書いているんですけれど、化粧品やシャンプーの存在意義って、機能面だけじゃないと思うんですよー。


石けんが大好きだ!

なんとなく ナチュラルなライフスタイルを理想としている!!



ということで、このシャンプーを日々の生活に取り入れるってのも悪くないと思うんですよね。

ただ、石けんシャンプーは髪や頭皮に良いはずだと思って、それだけのために使っていて…

しかも、それで頭皮や髪のコンディションが優れないように感じるのなら、そのときは考え直してみても良いのではないでしょうか。






* * *


amazonさんでコスメやシャンプーをお買物の際は、ぜひ私のリンクを通ってどうぞ♪




シャンプー、基礎化粧品、美容機器その他エステティシャンの専門領域にあるものであれば、ブログ未掲載商品について半期に一度、変態エステティシャンのまなざしで見つめ、なんとなく考察します。


ワタクシの基地は札幌市豊平区にあります。
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公式WEBはこちら

お近くの方は、ぜひサロンへも遊びに来てくださいまし^-^




posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | アフィ還元 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月14日

【2016年上半期アフィリ還元・コスメ&シャンプーの成分を考察】 ラインナップはこれだ!

えー…
もう、四の五の言いません。

たびたび気配を消して申し訳ないでござる。

誠に… 誠に――ッ!!



amazonアフィリ還元

私のリンクを通じてご購入いただいたコスメ&シャンプーの成分を、成分マニアンな変態エステティシャンの眼差しで考察するよ!

2016年上半期 ラインナップは以下のとおりです。


◆ザクロ精炭酸シャンプー 800ml レフィル
ザクロ精炭酸シャンプー 800ml レフィル -
ザクロ精炭酸シャンプー 800ml レフィル -


◆シコリーブ 薬用スキンクリーム 80g
シコリーブ 薬用スキンクリーム 80g -
シコリーブ 薬用スキンクリーム 80g -


◆パックスオリー シャンプー 550ml
パックスオリー シャンプー 550ml -
パックスオリー シャンプー 550ml -


◆資生堂 アデノバイタルシャンプー500ml + スカルプトリートメント(130g×2セット)
資生堂 アデノバイタルシャンプー500ml + スカルプトリートメント(130g×2セット) -
資生堂 アデノバイタルシャンプー500ml + スカルプトリートメント(130g×2セット) -


◆資生堂 アデノバイタルスカルプエッセンスV レフィル 480ml【医薬部外品】
資生堂 アデノバイタルスカルプエッセンスV レフィル 480ml【医薬部外品】 -
資生堂 アデノバイタルスカルプエッセンスV レフィル 480ml【医薬部外品】 -

◆凜恋 薬用 スカルプエッセンス ミント&レモン 140ml 【医薬部外品】
凜恋 薬用 スカルプエッセンス ミント&レモン 140ml 【医薬部外品】 -
凜恋 薬用 スカルプエッセンス ミント&レモン 140ml 【医薬部外品】 -


2016年1月1日から6月30日までのあいだに、ワタクシめのリンクを通ってご購入いただいておりました、ブログ未掲載のシャンプー、トリートメント、化粧品は以上6種でございました。

なんか、本気度が高い製品が多いですねー…

アデノバイタルとかパックスオリーとか、触れちゃいけない製品のような気がしないでもないです。

お使いの方が多いでしょうし、さんざんいろんなところでレビューされまくっているでしょうし、賛否両論ありまくりでしょうし。

大人なので各方面に配慮しつつ、真摯に向き合ってワタクシなりに考察してみたいと思います。

ちょっと時間かかるかもな…





posted by せんたくびより at 18:04| Comment(0) | アフィ還元 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

【2015年下半期アフィリ還元・コスメ&シャンプーの成分を考察】 アズマ商事の炭洗顔クリーム


今に追いつくべく、駆け足で進行中(またちょっと空いちゃったけど!)のamazonアフィリ還元企画。

ようやく2015年下半期に突入でございます。


アズマ商事の 炭洗顔クリーム -
アズマ商事の 炭洗顔クリーム -



※2016年7月amazonでの価格


洗顔料というアイテムの特性も相まって、コメントしづらい……かな?



成分見て行きます。


グリセリン
パルミチン酸
ミリスチン酸
ステアリン酸
水酸化K
ソルビトール
ラウリン酸
PEG−6
PEG−75
ステアリン酸グリセリル
ココイルメチルタウリンNa

ミツロウ
スイカズラ花エキス
ゴボウ根エキス
オタネニンジンエキス
アンズ種子エキス
カンゾウ根エキス
センキュウエキス
キハダ樹皮エキス
水添パーム油
オリーブ油
BG
エタノール
ラウレス−7
塩化Na
EDTA-2Na
メチルパラベン


コメントしづらいと書いたひとつの理由は、ざっと見た感じ、「これだ!」と目を引くような個性が見当たらないのです。

非常によくある感じではないかと。

パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸はいわゆる、「石けん原料」。

保湿剤は吸湿性により保湿する「グリセリン」、保湿力は弱いものの、高濃度でも毒性・刺激性がないため洗口液などにもよく使われる「ソルビトール」。

他に保湿成分、整肌成分などとしてPEG−6、PEG−75、炭、ミツロウ、スイカズラ花エキス、ゴボウ根エキス等の各種植物エキスが入っていますが、PEGも非常によく使われる成分ですし、もともと植物エキス群は働きが穏やかなので……。


コメントしづらい二つ目の理由は、クレンジングや洗顔など、洗い流す工程に使う化粧品に含まれる美容成分は、ほとんど吸収しないことが分かっています。

水に流れちまうんですね。

こう言っちゃうと身も蓋もないんですけど──

そんなわけで、クレンジングや洗顔の場合「良い製品」の条件は、化粧水や美容液、クリームなんかに比べるとずっとシンプルだったりします。化粧水や美容液は人それぞれのスキンケアの目的や、ライフスタイルが濃く関わってきますからね〜


こちらの製品、「毛穴の奥まで洗える」というのが特徴のようなのですが、相対的に見て特別に毛穴の奥まで洗える、という要素はそれほどないかな、と思います。

あくまでも成分見ただけの印象で、いち化粧品マニアンなエステティシャンの偏見ですけれどね。

化粧品は成分だけでは分からないことはたっくさんあります。





まあ──

温泉に行って、

「コレ、使ってみようかしら? あら、いいわぁ〜♪」

お家で使うたびに、旅の楽しい思い出が蘇る……

それもいいじゃないか!

化粧品の存在意義は、なにも美容効果だけじゃないと思います。



* * *

なんと! 2015年下半期に、私めのリンクを通ってご購入いただきました対象製品は、この1点のみでした〜

ブログに掲載しているシャンプーをご購入いただいているケースが多いのと、2015年はブログの引越しを目論み、そして惨敗した経緯がありましたので、ご購入件数そのものも大幅に縮小してしまったという悲しい事情も……

そんななか、愛も変わらず(あえて誤字)ご協力くださっている方には大感謝であります。

もちろん、長年サロン利用で支えてくださっているお客様に最上の感謝を。

次回からいよいよ本題の2016年上半期に入りたいと思います。

リストアップしていないので、もしかしたらまた全然件数が少ないかもしれないけどっ!



amazonさんでコスメやシャンプーをお買物の際は、ぜひ私のリンクを通ってどうぞ♪




シャンプー、基礎化粧品、美容機器その他エステティシャンの専門領域にあるものであれば、ブログ未掲載商品について半期に一度、変態エステティシャンのまなざしで見つめ、なんとなく考察します。



posted by せんたくびより at 20:10| Comment(0) | アフィ還元 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする