2019年10月23日

<化粧水> 全薬工業 アルージェ モイスチャーミストローションU(しっとり)

全薬工業 アルージェ モイスチャー ミストローション II (しっとり) 220ミリ (医薬部外品)
全薬工業 アルージェ モイスチャー ミストローション II (しっとり) 220ミリ (医薬部外品)

全薬工業 アルージェ モイスチャーミストローションU 220ml
2,698円(2019年10月amazonでの価格)


全成分:
水、濃グリセリン、ペンチレングリコール、PEG-20、カンゾウ葉エキス、コメヌカエキス、トリメチルグリシン、ヒアルロン酸Na-2、ビオセラミド、ジグリセリン、フェノキシエタノール、グリチルリチン酸2K、ε-アミノカプロン酸


ざっくり結論:
入っているものはいい!
もう少し全体的に美容訴求成分が濃ければ、保湿化粧水として理想的。






保湿・低刺激のイメージ、手に取りやすい価格、ドラッグストアやネットで手に入りやすい、と好条件が揃っている人気の高いアルージェシリーズの化粧水です。

乾燥の季節になってきて、保湿系化粧品のお問合せが増えていますが、この「アルージェ」と「キュレル」は特に多いですね。(昔から)

成分見ていきます。


保湿成分は、表示順に

・濃グリセリン
・ペンチレングリコール
・PEG-20
・コメヌカエキス
・トリメチルグリシン
・ヒアルロン酸Na-2
・ビオセラミド
・ジグリセリン

そう、ほぼ全てといってもいいです。

カンゾウ葉エキスはコラーゲンの合成を促進作用を持つといわれている成分で、コメヌカエキスは保湿と肌の機能を活性化させる作用をもっているといわれています。いずれも植物エキスなので、働きは穏やかでしょうけれどね。


製品の方向性としては、まさに、

モイスチャー!!!
しっとり!!


で間違いないです。


ただ、実際にこの化粧水を使用することで「モイスチャー」「しっとり」を肌にもたらせるかというと別問題かなぁ……と。


大前提として、化粧水の85%から95%以上は基材(土台の意味)の「水」であり、含まれる美容訴求成分は非常に薄いです。
化粧水の場合たいていは1%未満で、何かの成分を単独で3%以上含む水基材の化粧品は、美容液というカテゴリーになっていることが多いです。

しかも、こちらの製品の場合、保湿成分の大半が吸湿性によって保湿するタイプの穏やかな保湿成分。

強力に水分を抱え込んだり、それを逃さないというような性質の成分ではないので、ちと弱い。

ヒアルロン酸Na-2は水分を貯めこめる成分ですし、ビオセラミドは細胞間の隙間をパテのように埋めて水分蒸発をさせない性質の、どちらも保湿に重要な成分なのですが、いかんせん表示が後方すぎる……! だって、防腐剤の手前ですからね。

しかも、繰り返しますが「化粧水」という性質上、もともとがほとんど水だという……
ほとんど水の物体の防腐剤手前表示の成分となると、推して知るべしってなっちゃいますな。


化粧水は洗顔後の肌を整えるために使用するもので、もともとスキンケアの要にはなりません。

保湿ケアをお考えの方が、こちらの化粧水でスキンケアをスタートし、もっと優れた美容液→クリーム と重ねていける場合には、使ってみても良いのではないかと思いますが、この化粧水を主役に据えてそれを期待するには酷というものだと思います。

保湿ケアの主役でなく、サブ的位置で採用するべき化粧水かと私は思います。


もっとも、このお値段だとかなり他の選択肢もありそうですけれどね。


***

なんとなく★評価まとめをつけてみる
満点は5で

成分 ★★★★
性能 ★★※試用していないので予想
系統 保湿化粧品

保湿寄りスキンケアを行う際、洗顔後に肌を整える目的で

***

いろんなとこで書いてますし、いろんなとこでお話ししていますが、
予算が限られている人や、アイテム数を抑えたい人がスキンケア化粧品を選ぶならまずはクリームを見るべきです。

クリームは水溶性と油溶性両方の美容訴求成分を含めることができますし、一般的には化粧水よりその濃度も高いです。

美容効果の観点からは、化粧水のみを塗るくらいなら、クリームだけを塗るほうがずっと良い。

ひと昔前に流行った「ニベア オンリー 美容法」は考え方としては間違いじゃないです。

***

冒頭でキュレル シリーズにもちらっと触れましたが、わりとこのアルージェのシリーズと印象が似ています。
入っているものはいいんだけれど、実用となると、ちょっと気になる点があるというか、なんというか。

広く流通する製品はどうしても割高になるので、仕方ないっちゃ仕方ないんですけれどね。

細々と良いものを作っている業務用メーカーさんを何社も知っているので、どうしても見劣りしてしまうんですよね。

比べること自体ナンセンスだとは分かっているんですけれど。


市販品はスキンケア効果で選ぶべきではなく、ブランドイメージやパッケージのかわいさ、テクスチャーや香りの好みなど感性で選ぶほうがしっくりくるし、それ以上はあんまり期待しない方が楽しいと思います。そもそも、ほんとうは化粧品ってそういうものですしね。

***

宣伝ぶっこんでいいっすか?

成分厳選!
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1回分 送料込 2,808円と手に取りやすいお値段です。






















posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 市販の基礎化粧品考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月10日

肌の乾燥ケア まとめ

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秋ですね。(少なくとも、札幌は)
湿度がかなり下がってきてまして、室内の湿度計でも40%台を見かけることもしばしば。
サロンで定期的にお顔を拝見しているお客様も、乾燥が見られはじめています。

今回は、当ブログに散乱している肌の乾燥対策に関する記事を、書いた人自らまとめてみました。

役に立ちましたら幸いです。







<肌の乾燥> 顔・からだ共通

肌のしくみ
表皮のいちばん上の層、0.03ミリの角質層には水分が約30%含まれている。
角質層の水分のうち、約80%ほどが角質細胞間脂質によって守られ、残り17,8%程度がNMF(天然保湿因子)によって、そして、たった2,3%程度が皮脂によって守られていると考えられている。
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/456620288.html#title1
ちなみに、化粧品の美容成分が浸透するのも0.03ミリの角質層までです。






<肌の乾燥> 顔

オイルタイプや水油ジェルタイプのクレンジングは肌を乾燥させやすい
同じ800円のクレンジングでも、今オイルタイプを使っているのならクリームタイプに変えてみる…
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/456276384.html
最近は名前は「ミルク」とあるけれど、実際の中身は水油ジェルに近いクレンジングもあります。




基本のスキンケアにプラスするなら、乾燥対策に有効なのはパック
肌から水分が抜けていくのを一時的に抑えるには、肌表面をぴったりと覆い、密閉してしまうことが大切。最近ではシートパックが主流だが、固まるタイプのパックが保湿には効果的。
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/456620288.html
シートでもバイオセルロースは良いです。







<肌の乾燥>からだ

せっけんは洗浄力が強い
石けんが向いているのは、皮脂量の多い20代から50代半ばぐらいまでの男性
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/460344221.html
せっけんは”洗浄力”という点ではまったくやさしくない。
冬場に肘とかすねとか粉吹いちゃう人はやめた方がいいよ…




市販のボディウォッシュ三選!
この価格帯でこの内容は本当にすごい。ちょっと目を疑うレベル。
http://sentakubiyori06s.seesaa.net/article/460485263.html
コレのこと。



***
たくさん書いたつもりだったけど、全然なくてびっくりションボリ。
ブログの方向性で迷子になっているから、まったく核心に触れていることは書いていなかったという…

肌の乾燥対策の要は、どんな美容液とクリームを使うか。
(美容液を予算の関係で使えない人はクリームだけでも)

市販の化粧品ではまだまだ少ないけれど、角質細胞間脂質をなるべく濃度高く含むものを使うのが良いです。
特に洗顔後に顔がヒリヒリしちゃう人とか、化粧水がしみちゃう人はてきめん変化が出ます。
ヒト型とか動物型とか、植物型とか合成とかとか成分の種類も大切だけど、それ以上に大事なのは「濃度」

このへんとか、にも入っているんだけど、市販の化粧品は存在感じないくらいの薄さのが多いんですよね。原価が高い成分が多いようなので、仕方ないっちゃ仕方ないんですけれど。


***
今春から化粧品のオンラインショップ稼働させました!
主に継続購入のお客様からのご注文を承る役割してますが、今日から数量限定で ホームエステセット 販売してます。

最先端の美容成分を2,808円(送料・税込)で試せますので、ご興味のある方はぜひに。
件の角質細胞間脂質も良い美容液が試せます。

posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 美容の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月26日

<シャンプー>ボズレー ブラックプラス シャンプー

ボズレー ブラックプラス シャンプー 360ml
ボズレー ブラックプラス シャンプー 360ml

ボズレー ブラックプラス シャンプー
2,268円
※2018年6月amazonでの価格


ざっくり結論:
「ブラック」は液剤の色。
白髪を予防すると謳うことは現状できない。
どんな成分だろうが、真皮まで浸透なぞせんよ……



お客様からお問合せのあった製品です。
ボズレーのスタンダードタイプがあんまりよかったので、
現在当店のお客様の多くの方が ボズレー プロフェッショナル シャンプー 使っています。

「ブラックプラス」と「プロフェッショナル」の違いと、
どちらが良いのか考えてみたいと思います。

成分見ていきます。

全成分:
水、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、ヘマチン、パルミトイルテトラペプチド-20、ヤナギラン花/葉/茎エキス、モウソウチク成長点細胞溶解質、トリフルオロアセチルトリペプチド-2、ラウラミンオキシド、ラウリルスルホ酢酸Na、ラウロイルサルコシンNa、オリゴペプチド- 41、アセチルテトラペプチド- 3、リンゴ果実培養細胞エキス、アルガニアスピノサカルス培養エキス、ライラック葉培養細胞エキス、サッカリナロンギクルリスエキス、アカツメクサ花エキス、セバシン酸、1, 10-デカンジオール、10-ヒドロキシデカン酸、プエラリアミリフィカ根エキス、エクオール、パンテノール、ポリクオタニウム-10、ソウパルメット果実エキス、プランクトンエキス、レシチン、メントール、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-7、グリセリン、BG、テトラステアリン酸PEG-150ペンタエリスリチル、プロピオン酸Na、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、エチドロン酸、イソマルト、マルトデキストリン、キサンタンガム、デキストラン、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、エタノール、香料


界面活性剤は後方表示のラウリルスルホ酢酸Na,ラウロイルサルコシンNa,あたりが美容訴求成分の後方に変わっていますが、
構成自体は「プロフェッショナル」タイプとだいたい同じ。

相変わらず非常に質が高いです。このお値段で素晴らしい!
ほぼ完全なアミノ系です。

起泡剤もありますから、アミノ酸系ながらふくふくとした泡が立ち、ぬめぬめした独特の洗いあがりは抑えられているのではないでしょうか。


美容訴求成分を見ていきます。

植物エキスの名も相当見られるのですが、例によって界面活性剤と一緒に配合されている場合は洗い流されてしまって、ほとんど肌に残らないと考えられるので割愛。


それ以外のところですと――

ヘマチン

モウソウチク成長点細胞溶解質

パルミトイルテトラペプチド-20

トリフルオロアセチルトリペプチド-2

オリゴペプチド- 41

アセチルテトラペプチド- 3



……。

('Д')

あ、これ、ヤバイやつだ。


えっと、先鋭的な成分が多すぎるのと、

皮膚科学というよりは、発想がかなり毛髪科学寄りですわ。

対皮膚用化粧品とだいぶ発想が違う。

だもんで、ちょっと、畑違い感が否めないし、資料も足りないので、推測と応用と、断片的な知識つないだ感じの結論になっちゃいます。


まあ、ド・ストライクな感じの考察はマニアック美容師さんのブログをご覧になっていただくとして、自分はエステティシャンなので、エステティシャンらしい視点で考えてみましょうか。

色物考察として、斜め読みしてもらえれば幸いです。


さて――。

この製品を使うかどうか検討されている方が、いちばん気になるのは

白髪が予防できるのか、はたまた少なくなるのか、

というところだと思います。


そこのところのわたくしの答えはこうです。


可能性はゼロとはいえないが、期待しない方がいい


近頃「ブラック」という名を持つシャンプーが増えていますが、これは「ボズレーブラックシャンプー」だけによらず、いずれにも共通して言えることだと思います。

なぜかというと、第一に白髪を予防するという表示で医薬部外品にできる成分が現状存在していないのです。

シャンプー、コンディショナーの医薬部外品が表示できる効果・効能は以下のとおりです。

・ふけ、かゆみを防ぐ
・毛髪、頭皮の汗臭を防ぐ
・毛髪、頭皮を清浄にする
・毛髪、頭皮をすこやかに保つ
・毛髪をしなやかにする
・毛髪の水分、脂肪を補い保つ
・裂毛、切毛、枝毛を防ぐ

そう。
白髪の「し」の字もないのです。


では、どうして白髪を予防できることを匂わせる製品が出てきているかというと……

ヘマチン

この成分のせいです。


毛髪産業(勝手な造語)に携わる方々のなかでは、

・白髪が予防できる
・ダメージヘアが補修できる
・薄毛予防につながる

などと、期待を寄せられていたり、場合によっては上記の効果があると、まるで真実かのように言われている成分です。

ヘマチンとは動物の血液から作られる成分で、化粧品としての成分の定義は「抗ケーキング剤」となっています。
※ケーキングの意味を書いていると本筋から外れるので、興味がある人は調べてね!


大分古いのですが、厚生労働省が平成20年12月に都道府県に宛てた『いわゆる薬用化粧品中の有効成分リストについて』という書面にある、シャンプーとリンスの有効成分は以下のとおりです。

・アラントイン
・安息香酸
・イオウ
・グリチルリチン酸二カリウム(グリチルリチン酸ジカリウム)
・サリチル酸
・サリチル酸ナトリウム
・トコフェロール酢酸エステル(酢酸DL-α-トコフェロール)
・トリクロサン
・ピリチオン亜鉛
・ベンザルコニウム塩化物(塩化ベンザルコニウム)
・イソプロピルメチルフェノール
・グリチルリチン酸三ナトリウム
・臭化アルキルイソキノリニウム液(75%)
・レゾルシン


ヘマチンは見られません。

また、さらに古いのですが、日本化粧品工業連合会による『医薬部外品の成分表示名称リスト(平成18年3月10日)』の、238番に「ウシヘマチン液」が見られます。

つまり、ヘマチン自体は平成18年3月の時点ですでに医薬部外品の何かに含まれていた成分のようです。
ただ、成分表示名称リストなので、有効成分かその他の成分かは分かりません。


しかし、いずれにせよ「白髪」に関する効能表示は現段階ではやはり認められていないものと思われます。

それは、ブラックの名を冠するシャンプーやコンディショナー、トリートメントが一様に 白髪を予防できることを匂わせる程度 に留まっていることが逆説的に証明しているのではないでしょうか。

化粧品は効果・効能は謳えないが副作用はないもの。
医薬部外品(薬用化粧品)は決められた成分を決められた濃度含むと、決められた効果・効能を謳えるもの(ただし作用は温和)です。

「白髪を予防・改善できる」と明記すれば、景品表示法と薬事法に恐らくダブルで違反することになります。


個人的には、そもそも

どんな成分だろうが、真皮にある毛母細胞まで美容訴求成分は浸透しないでしょ……

とも思います。


化粧品のCMや広告に、

超・浸透
奥まで浸透


などというキャッチコピーが大きく踊っているのと同時に、右隅に米粒みたいな小さな文字で「※浸透は角質層まで」って書いてあるの見たことありませんか?

そうなんです。

美容訴求成分はどんなものであれ、塗るだけでは角質層(平均0.03ミリ)までしか届かないのですよ。

真皮まで届けるにはそもそもとして、ポレーションや導入機などの美容機器を使わないとなりませんし、それでも全部がいけるわけでもない。

ましてや、コラーゲンしかり、ヒアルロン酸しかり元来が動物由来の成分って分子が大きいので、かなり改良されてようやく浸透力が上がるものですし、そのうえシャンプーやコンディショナーのように水に流すものに入っていて、真皮の、しかもそのなかにある毛母細胞までなんて入るとは思えないわけですよ。

そんなもんで浸透するなら、店にある美容機器ぜんぶ放り投げるわ―― そう、思いますね。



そろそろ表題の製品 ボズレー ブラックプラス シャンプー に戻ります。

……というわけで、白髪を予防するうんぬんは「話半分」程度にとどめておき、

願わくは 予防できたらいいな!

くらいの気持ちでなら、使ってもいいと思います。


白髪の改善・予防は別として、界面活性剤の質はいいですし、ほとんど吸収されないとは思うけど先鋭的な抗老化剤も入っていて、シャンプーの質としては大変良い感じです。

わたくしも注目しているボズレーのシリーズなので、今回はサンプルを購入して実際に使ってみましたが、プロフェッショナルよりも洗浄力がやや穏やかなかんじがしました。

プロフェッショナルでは皮脂がとれすぎるように感じる人は、こちらのブラックプラスもよいかもしれません。

一応定価は変わらないようですが、ネットでは若干 プロフェッショナル の方がお安く出回っているようです。





なんにせよ、ボズレーはいいぞ。
2019年9月時点でもイチオシの高品質シャンプーです。

ボズレー プロフェッショナル シャンプー 360ml
ボズレー プロフェッショナル シャンプー 360ml

個人的にはプロフェッショナルの方が出来がいいと思います。



オマケ:



ブラックプラスシリーズには、エッセンスがあります。

このエッセンス、件の成分ヘマチンが入ってすらいないの…… なんで……

細胞賦活するような成分は入っているんですけれどね。それも強力なタイプとは言い難い。


amazonのレビューを見ても、考えさせられますね。

消費者が勝手に期待している(思い込んでいる)だけであるという言い訳が通用する範囲の打ち出し方ですけれどね。

白髪染めから卒業したグレイヘアの女性が注目を集めたりしていますが、未だ白髪は忌むべきものであり、あわよくば根本的になんとかしたい、とお考えの方も少なくないでしょう。そういう方にとっては切実な問題なんですよね。

かつて化粧品が幾度も通ってきた道ですけれど、何とかしたいという切実な思いを逆手にとるやり方はやっぱり、ちょっと……不誠実な売り方だなぁと思ってしまいます。

シャンプーはもの自体は良いので、残念です。



***

今のところ、白髪はどうも遺伝的な要因が大部分を占めると考えられているようです。
睡眠不足やストレス、栄養状態の悪化などの不摂生によって、頭皮の血行が悪くなり、毛母細胞に栄養が運ばれにくくなって一時的に白髪が増えることもありますが、そういう種の白髪はいつの間にかもとに戻ったりします。

加齢(老化ではなく加齢と表現するところがミソ)による変化は、基本的には元に戻りません。
今後そういうアプローチが発見されるかもしれませんが、今の時点で決定的なそういうものはないです。

個人的には、老いを否定したり、受け容れがたいという心理の方に興味があります。

私は白髪染めをしていますが、これは美容に関わる仕事をしている手前、その方がお客様に安心感や信頼を持ってもらえるのではないだろうか、という社会的な理由です。

こういう仕事をしていなければ、たぶん白髪染めはしないですし、この世に自分ひとりしか存在しないなら、絶対染めていないです。

白髪をなんとかしたい、という思いはあってもなくても、それは人それぞれですし、それぞれで良いのだと思います。

ただ、その理由の方が大事なような気がします。

社会的な理由か絶対的な理由か、それによって本質が違うように思うんですよね。























posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 市販のシャンプー考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする