2017年06月27日

<化粧下地> レブロンフォトレディプライマー001

レブロンフォトレディプライマー001 -
レブロンフォトレディプライマー001 -

サロンのお客様がお使いの化粧下地です。

話題に上り、興味深かったので取り上げてみようと思うのですが、エステティシャンの専門領域である「スキンケア」の範疇にない製品です。

どちらかというと、メイクアップ製品なので、ちょと覚束ないところがあるのですがご容赦を。


全成分
ジメチコン・イソドデカン・水・トリシロキサン・PEG/PPG-19/19ジメチコン・ネオペンタン酸イソデシル・(C13 -16)イソパラフィン・シリル化シリカ・(C10-13)イソパラフィン・ジメチコンクロスポリマー・(ジメチコン/ビスイソブチルPPG-20)クロスポリマー・シリカ・グリセリン・フェノキシエタノール・カプリリルグリコール・1,2-ヘキサンジオール・メチコン・トコフェロール・ホウケイ酸(Ca/Al)・メタクリル酸メチルクロスポリマー・トリエトキシカプリリルシラン(+/-)マイカ・酸化チタン・酸化鉄・グンジョウ


先日、「化粧下地の選び方、考え方」をまとめましたが、こちらは…

・肌色補正
・凹凸を補正する
・ファンデーションののりを良くする
・ファンデーションの崩れを防ぐ

このあたりの働きをまんべんなく持つ化粧下地かと思います。

さまざまな製品に含まれるジメチコンは代表的なシリコーン油で、撥水性があるので汗による化粧崩れを起こしにくくし、ネオペンタン酸イソデシル、ジメチコンクロスポリマーはなめらかな感触をつくります。

白色顔料を含んでいるので、くすみをカバーして見せるかも。

実物見てないのでアレなんですけれど、リキッドファンデーションの下地向けかなと思います。

エモリエント剤や油分様成分が多く、それでいて皮脂と馴染みのよいタイプの成分が少ないのでパウダーの下地にすると、ムラになりそうな気がしないでも……

ファンデーションのような下地という印象です。


実際にお使いのお客様が、「塗った瞬間、スパッとなくなる感じがする」とおっしゃっていたのですが、イソドデカン、トリシロキサンあたりの揮発性の高い成分が含まれているせいなのかな、と。

べたつきを抑えるための処方でしょうか。

ちなみに、肌の水分量を増やす(維持する)ような成分などはほぼ入っていません。

もともと下地やファンデーションの類は、そういうものが含まれていてもごく微量ですが、こちらは防腐剤のあとにちょろっとある程度なので、ほんとに、入っていないと考えてよいかと。

シリコーン油でなく、シリコーン(毛穴をふさぐことがあるよ)も含むのでにきびができやすい人は避けた方が無難です。


どんな人が何のために使ったら良い製品かと考えてみると、けっこう難しいですね。

商品を注意深く見ると、同名で「001」と「002」という2パターン展開。

成分は変わらずなので顔料の量で、色を変えているのだと思います。

ということは、やはり「肌色の補正」を主の目的に据えているのかと。


角質コントロールによってざらつきやくすみがなく、美白成分によってしみ・そばかすが予防できており、各種保湿成分を組み合わせて水分量、油分量のバランスがとれた保湿ケアができている……と、しっかりとしたスキンケアで土台がきちんと出来ている方は、あまり必要ないタイプの下地かもしれません。

あんまりスキンケアとかお化粧が好きじゃないの。

という女性には、ぱぱっと見た目を整えられて、良いかもですよ。

お使いの際はこの下に日焼け止めを塗ることをお忘れなく!


002のほうが、赤味やくすみへの対応が広そうだ。



余談ですけれども────

私はエステティシャンですが、そういう(スキンケアやメイクが好きじゃない、あまり興味ない)女性がいても良いと思うのです。

逆に、もんのすごいそういうことが好きな女性がいてもいい。

一口に女性といっても、価値観や生き方は多様化しているので、何に価値を置くかは人それぞれですし、そこに優劣も良し悪しもありません。

メイクアップ製品やスキンケア製品が星の数ほどあるのは、さまざまな女性のライフスタイルや価値観を支え、対応するためなのだと思います。

ご自身の「美容観」を持って、適切な商品やサービスを選んでいただきたいな、と思います。





ラベル:化粧下地
posted by せんたくびより at 19:42| Comment(0) | 市販の基礎化粧品考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

化粧下地の選び方、考え方

日差しが力強さを増してくるとともに、紫外線が気になる季節になってきました。
サロンでも紫外線対策についてご質問いただくことが増えています。

今日は日焼け止めと化粧下地の違い、化粧下地の選び方などをしたためたいと思います。


■目次






■化粧下地とは何か



化粧水、美容液などでスキンケアを行ったあと、ファンデーションを塗る前に使用するものです。
アイテムの性質としては、メイクアップ(メーキャップ)とスキンケアの中間的意味合いを持ちます。

●メイクアップ的意味合い
肌色を補正する
凹凸を補正する
光の反射具合を調整し、ツヤ感やマット感などを与える


●スキンケア的意味合い
紫外線による影響を予防する
ファンデーションののりを良くする
ファンデーションの崩れを防ぐ



スキンケア的意味合いである「紫外線による影響を予防する」効果を持つアイテムに、日焼け止めがありますが、多くの日焼け止めは化粧下地として利用することができます。

逆に、化粧下地には紫外線防止効果を持つものと、持たないものがあります。

化粧下地や日焼け止めに保湿成分や美白成分、アンチエイジング成分が含まれていることはあるが、それらはごく微量です。
美容訴求成分はたとえ含まれていてもその効果は期待しない方がよく、それらは化粧水、美容液、クリームなどで補うべきです。



■自分に合った化粧下地を選ぶには?



「どんな化粧下地が良いか?」

これは抽象的な問いで、大変難しいものです。
化粧下地には前述したように、さまざまな要素があります。
一口に良い、悪いで区別できるようなものではなく、どのような働きを重視するかによってまるで変わってきてしまいます。

口コミで「良い製品」を調べる前に、ご自身が化粧下地に求める要素を明確にすることをおすすめします。

化粧下地に求める要素をチェック!
<メイクアップ的要素>
・肌色補正効果が必要か(透明感を出したい、赤みやくすみを抑えたいなど)
・肌の凹凸を補正する効果が必要か
・ツヤ感やマット感など肌の質感を演出したいか

<スキンケア的要素>
・紫外線による影響を予防する
・ファンデーションののりを良くする
・ファンデーションの崩れを防ぐ



エステティシャンの専門領域は「スキンケア」のため、ここから先は化粧下地のスキンケア的要素に的を絞って書き進めたいと思います。
なお、メイクアップ的要素を強く持つ化粧下地については、メイクアップを生業とする方か、美容部員さんの方が詳しいと思うのでそちらでご相談を。



■スキンケアの観点からは、ぜひとも化粧下地に日焼け止め効果を



紫外線が肌に与える影響は深刻です。
UV-Bはやけどを起こしたように肌を変化させる(サンバーン)だけでなく、真皮のコラーゲンを劣化させ、しわ、たるみの原因となります。
曇りの日でも照射量があまり変わらないUV-Aは、UV-Bのように肌に急激な変化は起こさないものの、いつの間にか肌を黒くし(サンタン)肌の奥深くまで傷つけて、しわ、たるみ、しみの原因になります。
また、どちらも光発ガンを引き起こすことも分かっています。

このようなことから、美容的観点からは当然、健康維持の観点からもぜひ化粧下地には「紫外線予防効果」のあるものを選んでいただきたいと思います。

紫外線防止剤には吸収剤と散乱剤がありますが、環境省の『紫外線環境保健マニュアル』によれば、紫外線吸収剤は「まれにアレルギーを起こすことがある」とのこと。
よしき皮膚科クリニック銀座院長 吉木伸子先生 著『スキンケア基本事典』でも、「普段使う日焼け止め化粧品なら、紫外線吸収剤を含まないものが無難」とあります。

素肌美人になるためのスキンケア基本事典 -
素肌美人になるためのスキンケア基本事典 -

10年ちょっとのサロンワークの経験から言っても、日焼け止めによる荒れ、トラブルに悩む方のほとんどは「紫外線吸収剤」を含む日焼け止めや、ファンデーション、化粧下地をお使いでした。
現場の感触では、「まれにアレルギーを起こすことがある」というニュアンスよりは、もう少し頻度が高い印象です。

紫外線吸収剤を含まない、ノンケミカルタイプの日焼け止めはややお値段が高くなる傾向がありますが、健やかな肌を目指す方にはぜひノンケミカルタイプの製品をお勧めしたいと思います。



■ファンデーションののりを良くしたり、崩れを防ぐための対策は下地に求めない



ファンデーションが上手く乗らないのは、肌のうるおい(水分量と油分量のバランス)が足りないことや、角質が厚くなってごわついていることがほとんど。

リキッドやクリームファンデーションは、シリコーンオイルなどの油分様成分がベースになっているため、特に皮脂量が充分な年代である20代から30代まででは、ご自身の皮脂と相まって油分過剰となり、テカリや崩れを招きます。

ファンデーションの「のり」や「崩れ」対策は、化粧下地やメーキャップによって付け焼刃でごまかすのではなく、スキンケアによって肌そのもののコンディションをコントロールすることをお勧めします。

肌を補正する働きが強いファンデーションや、化粧下地には負担になる成分が多く含まれる傾向があり、肌の調子が良くないからと言ってそれらを使っているといつまで経っても悪循環から抜け出せません。

ぜひともスキンケアによって、ちょっとやそっとの刺激には負けないような力強く、美しいお肌を作ってください。

ごわつきにはピーリング効果のある洗顔
例:フルーツ酸、グリコール酸、酵素などの成分

皮脂が多く、べたつきがちな肌にはビタミンC誘導体を含む化粧水、美容液、一部はクリームなど
例;リン酸アスコルビルMg、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルなど

かさつく肌に角質細胞間脂質や類似成分(セラミドU、ウマスフィンゴ脂質など)とともに、
ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲンなどの働きの異なる保湿成分を多数含むを含む、美容液、クリーム
などでのお手入れが有効です。






■お手ごろ価格、下地にも使えそうなノンケミカルタイプ日焼け止めはこれ



ニベアサン プロテクトウォーターミルクマイルドSPF50+ PA+++ 30ml -
ニベアサン プロテクトウォーターミルクマイルドSPF50+ PA+++ 30ml -

ニベアサン プロテクト ウォーターミルク マイルド SPF50+ 30ml
全成分:
水、酸化亜鉛、シクロペンタシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、ジメチコン、シクロメチコン、酸化チタン、ポリメチルシルセスキオキサン、BG、PEG-10ジメチコン、グリセリン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、アセチルヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、酢酸トコフェロール、ハイドロゲンジメチコン、ジメチコンポリオール、水酸化Al、メチコン、シリカ、メチルパラベン、硫酸Mg


またまた千円以下に的を絞って100点ほど見てみたのですが、この価格帯だとノンケミカルタイプの日焼け止めがほとんどないのです。
赤ちゃん、小さなお子様にも使える、敏感肌向けなどと謳ってあっても、大半の製品が紫外線吸収剤が入っていました。

紫外線吸収剤を特殊技術で加工し、直接肌に触れないようにしたという主旨の説明文があった製品も見かけたのですが、成分みる限りは私の目では特殊性は感じられず。
果たしてそういうことがどういう原理で可能なのか、そうした場合に日焼け止め効果だけは維持して、肌へ刺激を与えないことが可能なのか……手元の資料では分からないです。
このレベルは、技術者さんじゃないと分からないのだろうと思います。

パックスナチュロン UVクリーム(日焼け止め) 45g SPF15/PA++ -
パックスナチュロン UVクリーム(日焼け止め) 45g SPF15/PA++ -

低価格のノンケミカルタイプの日焼け止めというと、有名な「パックスナチュロンUVクリーム」があるのですが、以前レポしたとおり、下地として使うにはかなり厳しい作り。

「ニベアサン プロテクト ウォーターミルク マイルド SPF50+ 30ml」は例によって実物を見ていないんですけれど、成分見るかぎりは、下地にも使えそうです。

ノンケミカルタイプの日焼け止めは2千円台から4千円台くらいのものが、もっとも製品数が多いのですが、この価格帯のものは「ニベアサン プロテクト ウォーターミルク マイルド」より精密なつくりになっているものが多いです。

紫外線散乱剤(酸化亜鉛、酸化チタンなどの色粉)をより均一に伸ばし、肌に密着するようにできていたり、紫外線と相乗効果でお肌へ悪影響を及ぼすと考えられる赤外線の影響を抑えたり…。薄塗りになってしまっても、持ちこたえ、紫外線防止効果をしっかり発揮しそうなものが多いですね。あと、使用感が良いのも特徴かもしれません。

スキンケア製品は必ずしもお値段が高いものが高品質、というわけではないのですが、日焼け止めに関していえば、わりとお値段と性能が比例しやすい印象。


ご予算に合わせて賢く日焼け止めを選び、健やかな肌を育んでください!


<本日の所要時間60分>

* * *
夏場のお肌のベタツキが気になるのなら、「イオン導入」もおすすめ。
塗るだけでも皮脂を抑える効果が期待できるビタミンC誘導体ですが、イオン導入なら数十倍から数百倍も浸透させる※ことが可能。

1週間から10日ほどは、いつもよりさらっとしている、と感じる方が多く、夏場人気のフェイシャルコースです。

イオン導入は美容機器のなかでは安価で、使い方も簡単なためご自宅でも取り入れることができます。
──が、サロン用機器の方がパワーが強く、アタッチメントも細かく用意されているのでよりていねいにVCを浸透させることができます。

夏場の化粧崩れが気になるのなら、ぜひ一度お試しを。

また、サロンでは、お使いの基礎化粧品やお肌に悩みについてのご相談を承っております。


image921.gif

※使用する機器や化粧品によって、数値にかなりばらつきがあります

posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 美容の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

【プチプライスで美肌を目指す】500点から選んだ千円以下の秀逸な市販洗顔料


さて、アフィリ還元企画も無事終えまして、何を書いたら良いか分からなくなりました(真顔)

ささっと出来て、喜ばれるものを書きたいな、などとぼんやり思っていたらですね、先日、サロンのお客様と洗顔料の話をしたことを思い出したのです。

そこで今日は市販品限定、しかも1,000円以下の制約をつけて、秀逸な洗顔料をご紹介したいと思います。

結果、ささっとなどいう生ぬるいことではなくなりました。
やるとなったら、なんでも徹底的にやりたいのですよね。

ということで、変態エステティシャンが目を血走らせ、500点の全成分を見た中からガチで選んだ洗顔料3点を取り上げます。

刮目せよ!!


■目次






■洗顔料の基礎知識


この世にはゴマンと化粧品が存在します。もちろん、洗顔料も例外ではありません。試しにケンコーコムさんで絞込み検索かけてみましたら、「洗顔・クレンジング」カテゴリで1857点、amazonさんスキンケアカテゴリ「洗顔」ではなんと14,347点ありました。美容業界で生きている私も若干ひきました。これほどの数があるもののなかから、地道にレビューを見て逸品を見つけようなんていうのは、正気の沙汰ではありませんですよ……

しかし、洗顔料の特性を覚えていくとあるていど、類型に分けることができます。分けることができれば、自分の目的や肌質によっては、まるっと無視してよいグループが生まれるわけで、これだけでもかなり絞り込むことができるのです。

ちなみに、洗顔料を用いる意義は「汚れを落とすこと」基本的にはこれだけで良いです。
保湿成分や美白成分、アンチエイジング成分など美容(訴求)成分が含まれていることも多々ありますが、洗い流すときに使用される化粧品の美容成分は、ほとんど肌に残らないことが分かっています。

ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムのように、水にさらされても流れにくい性質を持つ成分もありますが、本当にごく一部。大半の成分はその成分が持つ美容効果を発揮するわけではなく、「マイルドな洗い上がりになる」程度にしか洗顔料では機能を果たせないのです。


■洗顔料の形状から洗浄力を推察する


洗顔料は大まかに分けると、5種類の形状があります。

固形
パウダー
フォーム(クリーム状でチューブなどの容器に入っているものと、液体でポンプ容器に入っているもの)
ジェル/リキッド
クリーム

これらは以下の順で洗浄力が強い傾向があります。

固形・ジェル/リキッド>フォーム≧パウダー>クリーム

固形せっけんの中でも、不透明なものはより洗浄力が強く、透明なものは優しい。
フォームは製品によって触れはばが大きい…などの事情もあり、一概にそうとは言えないのですが、ざっくり分類するためにはこのイメージで良いと思います。

女性の場合、皮脂分泌量の最大は諸説ありますが、20代〜30代。
男性は40代と言われています。

つまり、20代〜30代の女性でべたつきがちな女性は
固形、ジェル/リキッド、フォーム

30代の乾燥傾向の女性、40代以降の女性は
フォーム、パウダー、クリーム

に照準を絞って探すと、目当ての製品に当りやすいということになります。

男性は、コスト面からいっても固形石けん一択で。
アルカリ性である石けんで、過剰すぎる皮脂をズバッと落としてやればいいのです。

現実的にはその後に使用するスキンケアアイテム(化粧水、美容液、クリームなど)の内容によっては適さない形状のものがありますが、話がややこしくなってしまって、結局ケースバイケースじゃないか! ということになるので割愛。いつか機会があれば、そのときに。


■500点を見て気付いた1,000円以下の洗顔料の特徴


あの……こう言っては身も蓋もないんですが、意を決して言うと、正直、似たり寄ったりでした。
以前、100均の化粧品を見たときの印象に近かったです。
普段見ない価格帯の商品なので、私も新たな発見でこれには大変興奮したんですけれども。

マ ジ で 大 差 な か っ た。

固形の場合は、カリ含有石ケン素地になんかちょっと入っている程度。そのなんかも似たりよったり。
フォームは似たような界面活性剤(洗浄剤)に起泡剤が入っていて、油性のものを主に保湿成分がちょろっと。
1,000円以下だとミルクとリキッド(ジェル)形状のものは見なかったですね。

この価格帯内でお探しになるのなら、これから取り上げる商品以外はそれほど特徴らしい特徴はないと思ってもらっても良いかもしれません。

まー、500点をたった500点、と考えるか、500点もと考えるかで違いますけれど。


■マックス 気になる洗顔石けん 酵素 80g


マックス 気になる洗顔石けん 酵素 80g -
マックス 気になる洗顔石けん 酵素 80g -

マックス 気になる洗顔石けん 酵素 80g
389円
(2017年6月時点amazonでの価格)
全成分:
カリ含有石ケン素地、パーム脂肪酸、パーム核脂肪酸、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、トレハロース、モロッコ溶岩クレイ、アルガニアスピノサ核油、アーチチョーク葉エキス、プロテアーゼ、パパイン、ダイズ種子エキス、ヒアルロン酸Na、ソルビトール、ヤシ脂肪酸、ベントナイト、水、PEG-150、リン酸、リン酸Na、ペンチレングリコール、デキストリン、オリーブ油PEG-7カルボン酸Na、リン脂質、スフィンゴ脂質、フェノキシエタノール、ソルビン酸K、BG、エチドロン酸4Na、EDTA-4Na、香料

千円以下のどんぐりの背比べな固形石けん群のなかで、異彩を放っていた商品です。

カリ含有石ケン素地がトップで、画像を見る限り不透明感が強いので洗浄力はやや強めかと思います。ただ、グリセリン、トレハロース、ヒアルロン酸Na、ペンチレングリコール、スフィンゴ脂質などの保水に関する保湿成分が複数含まれているのと、アルガニアスピノサ核油(良質な油分)も含んでいるので、洗い上がりはこの価格帯の石けんにしてはかなりマイルドなんではないかと。

しかし、最大のお勧めポイントはプロテアーゼとパパインを含んでいることです。

プロテアーゼはたんぱく質分解酵素、パパインもたんぱく質を分解してアミノ酸に変えます。このふたつ、角質肥厚を防ぐピーリング効果を持つ成分です。

角質ケアは洗顔で是非とも取り入れるべき要素ですが、酵素の他にフルーツ酸、グリコール酸などの酸があります。現場でピーリング剤を扱っている体感としては、酸を使ったタイプの方が精密なつくりの物が多くてお勧めなんですけれど、お値段が高くないやすいのですよね。

この値段で、しかも二種類の角質ケア剤が入っているのは超魅力的。
80gなので標準的な使用で2か月分です。

使い方はよく泡立てて、ざらつきやくすみが気になる人、にきびができやすい人は30秒ほど泡パックにして置いてから水で洗いながします。

ただし、ピーリングを取り入れるときちんとしたスキンケアアイテムを使っていないと、その後乾燥するので、美容液、クリームなどの保湿力が脆弱な場合は注意が必要。

20代から30代までの皮脂がしっかりある方には、皆様におすすめですよ。

40代以降のお姉様はその後にお使いなるアイテムによく気を付けて、使ってくださいませ。






■muo(ミュオ) 泡洗顔料 200ml


ミュオ 泡の洗顔料 -
ミュオ 泡の洗顔料 -

ミュオ 泡の洗顔料 200ml
589円
(2017年6月時点amazonでの価格)
全成分:
水、グリセリン、DPG、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリン酸PEG-80ソルビタン、ココイルメチルタウリンNa、酒粕エキス、コメヌカエキス、ラベンダー油、オレンジ油、ベルガモット果実油、クエン酸、クエン酸Na、ポリソルベート20、BG

似たり寄ったりすぎて、成分見るのに飽きはじめてしまっていたのですが、こちらを見つけたときはすぐさま手を止めて凝視しました。特徴的です。

端的に言うと、乾燥し弱っている肌に向いた洗顔料です。
この価格帯でこういう商品を見るとは思わなんだ。

洗浄剤であるラウリルヒドロキシスルタインは起泡力は弱く、洗浄力も穏やかですが皮膚に対する刺激が少ないのが特徴。ココイルメチルタウリンNaはアミノ酸系界面活性剤です。

保湿剤であるグリセリン、DPGもけっこうな量が入っているようなので、かなりしっとりした洗い上がりになるのではないかと予想。べたつきやてかりが気になる人が使うと撃沈します。(たぶん)

40代以降の方の洗顔料って、市販品で安価なものだとけっこう難しいのですが、角質ケアを考えず、洗うだけに特化するのならこれはイケそう。

20代から30代の脂女子は絶対使っちゃいけません。

余談なんですけれど、こんなメズラシイものどちらのメーカーさんが…? と思ったらクラシエさんなんですよねー
クラシエさん、ココンシュペールHIMAWARIなどの素晴らしいシャンプーをお作りになっていて個人的に大変気になるし、好意を覚えているメーカーさんなんですが、やはり……

クラシエさんの化粧品、さらって見た方がいいなと真剣に思いました。




■カインド マイルドクリアソープ コラーゲン石鹸 100g


カインド マイルドクリアソープ コラーゲン石鹸 100g -
カインド マイルドクリアソープ コラーゲン石鹸 100g -

カインド マイルドクリアソープ コラーゲン石鹸 100g
554円
(2017年6月時点amazonでの価格)
全成分:
カリ含有石ケン素地 水 スクロース グリセリン ソルビトール 加水分解コラーゲン オリーブ油 ポリクオタニウム-51 コエンザイムQ10 セラミド ヒアルロン酸Na ハチミツ ローヤルゼリーエキス 甘草エキス スクワラン ラベンダー油 エチドロン酸4Na BG

こちらですねー……ちょっと禁じ手っぽんですよ。
1,000円以下の制約付けたくせに、参考価格1,620円なんですもん。
amazonマジックかな? と思いきや、ケンコーコムさんでも同じようなお値段だったので、まあ、それならいいかなと。

そういう事情なので、成分見る限りでは当然、1,000円以下のお品に見えないです。

圧倒的に不透明タイプの石けんが多いなか、やはり透明タイプです。それだけ美容成分が含まれているんですよね。

コラーゲンは人間の真皮(お肌の土台部分)にも含まれますが、化粧品に含まれるコラーゲンは真皮まで浸透しませんし、同化しないので保湿成分です。分子が大きいので浸透しにくく、定着しにくいよう。冒頭で書いたとおり、洗顔料に含まれていても保湿するとは思いがたいのですが、石けんの過剰な洗浄力を抑えマイルドに洗うことに役立ちます。

ポリクオタニウム-51、セラミド、ヒアルロン酸Naと強い保湿成分も名を連ねているので、頼もしいかぎり。

いつまで在庫があって、いつまでこのお値段かは分からないですけれど、これははっきりいってお値打ち品。

あまりにも皮脂が多い人(男性とか)には向かないですが、割と広い肌質、年齢層をカバーしてくれる洗顔せっけんだと思います。




以上、ガチで臨んだ千円以下の秀逸洗顔料のご紹介でした。

あくまでも千円以下縛りで探した洗顔料なので、これらが最良というわけではありません。しかも、試用したわけではなくて成分を見た印象と、数多くの化粧品を試用したり扱ってきた経験で想像したものです。もしかすると実物は書いたようなものではない可能性も、もちろんあります。お使いになる際はその辺りご留意くださいませ。


平沢進さんをエンドレスで聞きながら、テンション上げて書き上げました。

思いつきから完了まで、所用時間5時間であります。

ちょっとたまに自分でもどうかしてるんじゃないかと思うときがあります。
他にやらなきゃいけない大事なこと、あっただろうに… 朝チュンだもの…… どうすんだよ……


そんなお前を応援してる!! というあなた。
amazonさんにお買い物の用があるときはぜひわたくしめのリンクを通って!



わずかなんですけれど、amazonさんから報酬いただけます。
ですが、それよりも読んでいる方がいて、応援していただいているのだなというその心意気が嬉しかったりするのです。


庭師KING最高でした。




ラベル:洗顔料 美容成分
posted by せんたくびより at 20:00| Comment(0) | 市販の基礎化粧品考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする